今月に買った本、読んだ本をご紹介。今月は3冊です。
格差と階級の未来 超富裕層と新下流層しかいなくなる世界の生き抜き方
格差社会のこれまでの歴史とこれからの未来について書かれています。今後富の格差は開いていくのだそうです。中流層はいなくなり、一握りの超富裕層と、それ以外の下流層という構図になるのだそうです。労働者として働いていても豊かになることはなく、搾取され続けて報われることはないのだそうです。
少し怖くなりますが、実際世の中はそんな流れになっているように思えます。
そこから抜け出すためには、我々一般人も資本を買い、企業からの利益を投資家として得ていく必要があるそうです。
私もすでに小額ではありますが投資をしています。しかし、もっと意識していなかいといけないなと思わせてくれました。
0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための
すぐに行動するための思考法について書かれています。
自分なりの結論を仮説立てる。それに向かってすぐ行動。行動したら振り返って反省して学ぶ。それを繰り返すことで行動力が強化される。といったものでした。
行動力というよりそこに向かうための「仮説力」みたいなものを強化するといいのかな?なんて思いました。
普段色んな情報を見聞きしますが、それに対して好奇心を持ち、自分なりの仮説を立ててみるといいらしいです。「世の中ではこういうものが流行っている」「なぜこれが人気なのか?」「この人気は一時的なものか?今後も続くのか?」とかとか。
インド・シフト 世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?
IT関係に片足突っ込んでいる身としてはインドのことは知っておいた方がいいかな?なんて思って読みました。インドにある日本法人で働いていた方が著者となっており、その経験を元にインドのIT業界の現状について書かれています。
元々は人件費が安く、アメリカの夜に昼間が来ることで、開発サイクルを止めなくて済むという利点で、オフショア開発の委託先として活躍していたインドでしたが、それで培われたITスキルの高さや人の多さが好まれて、先進国のIT企業が現地に法人を構え、直接人材を獲得するようになったようです。現在ではインド発のイノベーションが世界に広まるという従来グローバルなイノベーションから逆転現象(リバースイノベーション)も起こっているのだとか。
シリコンバレーのITの巨人達がインドへ出資しまくっている現状に驚かされると同時に、日本企業が出遅れていることに危機感を覚えます。
とまぁこんな感じです。来月も読書していきたいと思います!それではまた!