今回は「メタファー:リファンタジオ」をプレイしました。アトラス制作の完全新規IPでペルソナシリーズのチームが開発を担当したとのことです。ペルソナシリーズはプレイしたことはありませんでしたが、このタイトルは体験版をプレイしたときの感触が良かったので購入しました。感想とかを書いていきます。
公式サイト
メタファー:リファンタジオ(Metaphor: ReFantazio)| アトラス
トレーラー
PSストア
Amazon
ゲームの紹介・感想
「ユークロニア連合王国」という地域が舞台。暗殺された国王の葬儀の日。王が仕掛けた魔法が発動。その魔法によれば「国民の信託をもっとも得たものに次代の王を継ぐ」というもの。また国王になる資格は誰にでもあるということから王位争奪戦が開幕。主人公はある使命のためにその争奪戦に身を投じることになります。その中で様々な仲間は支持者と出会って関係を深めていくことになります。
ファンタジーな世界観でありがながら現代社会の問題を描いている
「国民の信託を得る」というのはつまるところ選挙ですね。街中で困っている人を助けたり、演説をしたり、魔物を討伐したりすることで国民からの支持を得ることができます。また現代社にある貧困、格差、人種差別、宗教などにまつわる問題をかなり直接的に描写しています。先日選挙がありました。発売されたタイミングがすごかったなと思います。ゲーマーの中にも改めて選挙について考える人たちも居たようです。
この世界の脅威"ニンゲン"
人々の脅威ニンゲン。どの生物とも似ても似つかぬ容姿で巨大で凶暴な存在でストーリーにも深く関わる存在。彼らの正体は?なぜニンゲンと呼ばれるのか?
ちなみにこのホモ・アヴァデスというニンゲンはヒエロニムス・ボスという画家の作品にとても似ているようです。
似てる!
バトルシステムはターン制のコマンドバトル
バトルは古き良きRPGのターン制バトル。画面上部にある「プレスアイコン」が行動ごとに消費されます。それが無くなると敵のターンに移ります。
またフィールド上でも敵に攻撃することが可能。格下の敵の場合はそれだけで戦闘を終わらせることができるので楽でした。対等、格上の敵でもフィールド上で攻撃してから戦闘に入ると先制攻撃となって有利にバトルを開始することができます。
英雄の力を身に宿すアーキタイプという力
主人公と仲間たちは「アーキタイプ」という力に目覚めます。いわゆるジョブシステムです。10種類以上の系統とさらに上位のアーキタイプがあります。覚えたスキルは他のアーキタイプに装着できたりとかなり自由度があります。各キャラクターは攻撃が得意だったり、魔法が得意だったりと個性があります。個性と相性の良いアーキタイプを習得するのがセオリーだったりします。
大ボリュームで満足感のある内容でした
1周目で約82時間。2周目をプレイして最後までプレイしたら約112時間かかりました。なかなかにボリューム感のあるゲームでした。
トロフィーについて
全てのトロフィーを達成してプラチナトロフィーを獲得しました!裏ボスがいて2周目でないと戦えないので2周は必須です。それ以外の要素は1周目で達成可能でした。いくつか取り逃がし要素があります。1周目は普通にプレイして2周目で攻略情報などを参照するといいかと思います。
最後に
ほとんどノーマークでしたが体験版を触ってみて一気に引き込まれました。体験版は本編に引き継ぎ可能なのでそちらをまずは触ってみては如何でしょうか。続編があったら是非ともチェックしたいなと思いました。おすすめの一本です。それではまた!